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2007年3月 8日 (木)

vol.4 焦らなければ――悩みはなくなる

 人は何故悩むのか。人は多くを望むと現実とのギャップの分だけ悩む。確かに夢とか希望は多くて大きい程良い。夢を見るのは楽しい。希望が大きい程、生活に張り合いが出る。夢と希望は現実ではないから、夢と希望である。今日明日叶うものではない。だから、その夢と希望に向かって一つ一つ努力しながら近づいて行き、やがて現実のものになるのである。その一つ一つをやらないで、一挙に目的を遂げようとするから、悩みが生じる。 
 一挙に到達出来る筈がないものを、「何とか到達する方法はないものか」と、悩む。この場合は病に罹らない。罹った方が幸福なのだが罹らない。もっと怖ろしい事になる。悪魔が忍び寄って来る。自我地獄に落ち入る。一攫千金を狙ったり、人を陥(おとしい)れる事を画策したりと、不正の道に嵌っていく。人の道を外すことになる。人を不幸にし、果ては自らを地獄の底に突き落とす。
 夢と希望が大きいのは良いが、一足飛びを考えてはいけない。其処に悩みが生じ、不幸を招く。なかなか叶わないから、やり甲斐がある。直ぐに手が届きゃ夢でも希望でもない。長い道程(みちのり)を一歩一歩、歩んでいくから、苦しくも楽しく、その一歩一歩に喜びがあるのである。例え、それが志半ばで寿命が来たとしても、進んで来たことに違いはなく、必ず来世で続きを生きる事が出来る。その資格があるのである。
 人は皆、続きを生きる。焦らず、今日の一歩が肝要である。
 焦らなければ――悩みはなくなる。

 人は何故悩むのか。人は問題が起きた時、困った困ったと、悩む。その問題から逃げたくなる。誰かに代わりに解決して貰いたくなる。逃げ出したら信用を失くす。誰かに代わりにやって貰えば軽蔑される。死にたくなる。死んだら天罰が待っている。
 死んで楽になると思ったら大間違い。遺された親族や信頼関係にあった全ての人に迷惑をかける。皆を不幸に陥れる。来世では、生まれついての不遇の人生を歩む事になる。天罰は大きい。  人生を捨ててはいけませんね― つづく。

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