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2007年3月10日 (土)

vol.6 夫婦喧嘩は惚れ合っているから出来る

 どちらか一方の我や要求が強過ぎて、もう一方が引っ込めてしまうと、喧嘩にならない。喧嘩にならないようにと、片方が我慢すると、どうなるか。波風は立たないが、後に大変な事になる。片方は益々我儘になり、片方は我慢する事によって、ストレスが溜まっていく。溜まったものは何(いず)れ爆発する。色んな形で爆発する。
 喧嘩をするからお互いに何を考えているか理解出来る。
 喧嘩は解決が付くまでトコトンしなければならない。中途半端で翌日に持ち越すと、燻(くす)ぶって尚、難しくなる。何時も本音で打つかり合える夫婦に病は発生しない。ストレスが溜まらず、病の付け入る隙(すき)がないのだ。

 夫は妻への不満を我慢すると、その分を他の女性に求めるようになる。妻に足りない部分を他の女性に求め、自分の欲求を埋めようとする。それが後の大悲劇に繋がる事を知らずに、一時の甘い蜜を求めるのだ。家庭が崩壊する。崩壊しなくても家族の信頼が崩壊する。表面だけ許しても、妻は永久に夫を許さない。父親への尊敬の念は跡形もなく消え、子供は父を軽蔑する。一家団欒の食事も無くなり、家族はバラバラになる。コミュニケーションのない家族は、家族とは言わない。離婚を免れたとしても、一生修復不可能な家庭になってしまうのである。
 夫婦喧嘩を確りして、お互いに不満を残さない事、夫婦喧嘩は惚れ合っているから出来る。冷めていれば喧嘩をする気にもならない。夫婦喧嘩は、すればする程愛が深まり、信頼も篤くなる。そして、長い時間を費けて二人は成長し、我や要求も少なくなり、一心同体となるのである。良き良きパートナー、人生の同志となるのである。
 夫の浮気は半分妻に原因がある。夫が妻に夢中ならば浮気など有り得ない。
 百パーセント夫の事を想い、考え、何時もときめき、家事に夫に尽くしていれば、夫の浮気は有り得ない。有る筈がない。百パーセント無いのだ。
 妻が深く反省し、夫を許し、夫が涙ながらに深く詫び、一生償い、幸福にすると誓えば、お互いの努力によって奇跡は起きるかも知れない。以前にも増して素晴らしい夫婦になれるかも知れない。災い転じて福となすのは、当事者以外誰でもない。

 人生は順風満帆ではない。人生は航海である。
 ある日、突然夫の仕事が上手く行かなくなった。途方に暮れる夫を一番励まし、勇気づけられるのは、勿論、妻しかいない。この時、それまでの夫婦のあり方が分かる。どれだけ夫婦が愛し合っているか、証明される。
「どうするの、どうするのよ」と攻める妻、唯唯さめざめと泣く妻、夫を蔑み働きに出る妻――それ迄の夫婦のあり方の結果である。  きつい結果が待ってます―― つづく。

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