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2007年3月15日 (木)

vol.11 全ての欲は全ての病の源である

 人は何故病に罹るのか。人間、欲が無ければ病は存在しない。発生しない。欲が有るから、欲が強いから病に罹る。病に罹りたくなければ欲を捨てれば良い。欲を少なくすれば良い。が、これが難しい。簡単に欲を捨てられれば病気もない、犯罪も生じない。病院も警察も刑務所も要らない。喧嘩も起きない。誰も傷つかない。
 欲を捨てるどころか、欲を持ちたい、もっともっと欲を持ちたいという人間が如何に多い事か。否、そういう人間が大半なのである。その欲が悪い方に向かうと人を騙す事になり、喧嘩になり、やがて戦争へと繋がっていくのである。
 家庭教育が間違っている。学校教育が間違っている。競争心、闘争心を煽り、あらゆる欲を育んでいく。
 金欲、物欲、名誉欲、征服欲を増幅させ、どんどん醜い人間に仕立て上げていく。
 欲が欲しい、もっともっと欲を持たなければ勝ち抜いて行けない、生き抜いて行けない――――何に勝とうというのか。
 負け組みになりたくないと、その種々の欲を満たす事に努力する事を煽って来た結果は、どうだろう、言うまでもない。
 喜びも悲しみも、怒りも楽しさも、その欲の結果の感情であり、一喜一憂なのである。
 私欲から生じた一喜一憂は全て自分の為であり、自業自得である。その事を理解、納得するには取り敢えず、このブログの最後まで付き合うしかない。全ての欲は、全ての病の源である事だけ、頭に留めて置いて欲しい。
 
 さて、金欲、物欲であるが、これが一番厄介である。
 世の中、金が無ければ生きてゆけない。陸の孤島で自給自足している人に金は無用である。金は何の意味もない。おまけに病気もしないから病院も要らない。人との競争や、闘争がないから警察も要らない。
 では、この自給自足生活が究極の素晴らしい生き方かどうかというと、全然違う。
 究極の自我欲であり、自己満足であり、人間としては失格である。そういう人は生きていても死んでも世の中の、何の役にも立たない。毒にも薬にもならない、人畜無害の存在なのである。
 それは、唯の「人」という動物である。天地火風に融けて、花や鳥と共存する、「人」という動物である。人間として生まれて来た意味がない。
じゃあ、どうすれば良いのかな―― つづく。

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