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2007年4月13日 (金)

vol.18 幸も不幸も自ら招く

「病は気から」と良く言われるが、その通り。その通りなのに良く分かっていない人が多い。頭で知っているのと、理解出来ているのとは全く違う。正確に言えば、病は気から来るのではない。病、そのものが気なのだ。だから病気という“気”そのものが病の本体なのである。
 気が病むとやがて、それが体に障害(症状)となって表われる。その重さに応じて、その随所随所に顔を出す。
 気が本体であるという真理を理解すれば、慌て騒ぐ事は何もない。原因が分かっているのだから……。なのに、体に症状が現われると、直ぐに薬屋に走る人がいる。直ぐに病院に駆け込む人がいる。薬で一時的に症状を止めても、肝心の病気とは何等関係は無い。注射を打って体の痛みを一時的に和らげても、肝心の病気には何の影響もない。付け焼き刃の一時凌ぎなのだ、という事を認識しなければならない。
 病の本体「気」を治すのは他でもない。本人である。“本人が治す”という大前提に立って治療に取り掛からなければならない。あまりにも分かり切った此の真理を、どれだけ理解出来ているかで、天国と地獄に岐かれる。
 理解が浅いほど依存心が強く、その依存心は自らの体を蝕み、最悪の事態に追い込む。
 理解が深いほど反省心が強く、感謝が芽生える。反省の念は病を癒やす。感謝の念は自己治癒力を増幅し、奇蹟をも起こす。
 先生に叱られた、と腹を立てる子がいる。原因は宿題をやらずに怠けていたからだ。
 逆恨みをせず、先ず素直に謝って、直ぐ宿題に取り掛かる事である。そして提出すれば、先生に叱られる理由が無くなる。腹を立てる理由も失くなる。
 ところが、宿題を自分でやらずに、親や友達にやって貰って提出したとすればどうか。宿題を提出したのだから先生は叱らない。こうした事を繰り返していると、後に取り返しの付かない、怖ろしい事になる。学力が低下し、授業に従いてゆけなくなり、遂には学校にも行けなくなる。
 頼まれた親や友達を薬と病院に、先生や学校を体に例えると解かり易い。
 人は皆、幸も不幸も自ら招いている。勝手に向こうから来るのではない。
 その人その人の内に生まれ、育まれて“幸”に、蝕んで“不幸”となって、湧き出し吹き出して来るのである。その具現が体の症状(苦しみ)となって出た時に、人は病気と称び、喜びとなって出た時は幸福と称んでいるのである。
 全ては自業自得である。
 だあーれのせいでもありゃしない――つづく。

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