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2007年8月10日 (金)

vol.28 人の命を奪う権利は人には無い

 人は生まれて来た限り、生きる権利がある。
 人は現世に生まれ、その与えられた肉体を駆使して今生を生き抜き、その寿命を全うする。
 その短くも長い人生を、その寿命まで生きる権利がある。その権利を自ら放棄してはならない。自ら放棄すると、直ぐに後悔する事になる。肉体の無い、自己表現の出来ない透明人間に何が出来ると言うのか。幽霊となって現世を彷徨うだけなのである。苦悩と後悔だけの魂が延々と現世を彷徨する。
 ましてや、人の命を奪ってはならない。如何なる理由があっても人の命を奪ってはならない。
 人の命を奪う権利は人には無い。天に与えられた命(肉体)は、その本人が天に返すものなのである。人が代りに返すものではない。その様な権利は与えられていない、誰にも。
 復讐で人の命を奪ってはならない。意味が無い。悪業を働いたのは、その人間の肉体ではない。その人間に宿っている魂なのである。肉体を滅ぼしても魂を滅ぼしてはいないのである。意味が無い。八つ当りしているようなものである。
 魂に罰を加える事が出来るのは天のみである。天に全てを任せておけば良いのだ。必ず天罰が下る。
 物欲で人の命を奪ってはならない。金品欲しさに人を襲い、金品のみならず、その人の命をも奪って了う。極悪非道の所業……その罪は重い。その穢れた魂は、何度生れ変わって来ても償いの人生を課せられる。延々と不遇の人生を強いられる。
 その場凌ぎの短絡な衝動で人の命や金品を奪えば、その直後から恐ろしい天罰がやって来る。犯罪は割に合わないという事を知らねばならない。
 肉欲で人を凌辱してはならない。無理矢理人を襲い性欲を満たしてはならない。その魂は人ではなく野獣のものである。性交渉は同意以外には成立しない。同意以外の性交渉は人の行為に非ず、悪意に満ちた汚ない行為なのである。人を襲って肉体を凌辱しても、人の心の伴わないものは人形を襲っているのと何等変りはない。何の意味もない。然し、襲われた人は身も心も傷つき、生涯その恐怖と人間不信に苛まれて生きて行かねばならない……。その罪は重い。生れ変って来て自分の行った十倍も二十倍も凌辱を受ける事になる。
 人は生まれて来た限り生きる権利がある。その命を、生んだ親だからといって、子を殺してはならない。
 どんな理由があろうと、子は親を殺してはならない。その大恩ある親の命を奪ってはならない。その罪は限りなく重い……つづく。

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