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2007年8月28日 (火)

vol.33 健康だからと言って長生きするとは限らない

 世の中、一分一秒先に何が起きるか分からない。起きて了えば、善きも悪しきも当然の結果であるが、扨、それを読む事が出来ない。出来ないから、人はその都度ショックを受け、一喜一憂する。
 人は病に罹るまで病とは縁の無いものだと思っている。病院の前を通っても、異様な建物にしか見えない。まして、中に入っている人間は自分とは縁遠い、別世界の人達だと思っている。それが、或る日突然その建物と縁が出来る。其処の住人になったりもする。想像もしなかった事態になる。別世界から、非常に近しい無くてはならない建物となる。
 人は、病院に通ったり住人になったりしてる人より、毎日元気に動き回ったりしてる人の方が、長生き出来ると思っている。健康な人は病に罹っている人より長生きすると思い込んでいる。はてさて、そうだろうか。そうとは限らない。
 毎日、TVや新聞を賑わしている死亡記事は、当事者にとっては全く予測出来ない事態であろう。海で泳いでいて溺れ死ぬ。山に登って遭難し力尽きて死ぬ。運転をしていて激突死。火事で逃げ遅れ焼死。身に憶えが有ろうが無かろうが、銃器の手に掛かり死亡。台風、地震等による建物欠壊被害死。飛行機墜落、船の沈没による事故、遭難死……
 毎日、TVや新聞を賑わしている死亡報道。天災人災に関わらず、今日、そのニュースに報じられている人達は、まさか自分が今日死ぬとは思っていなかった人達である。毎日ニュースで見聞きして、明日は我が身と覚悟をし、遊びを楽しんだり運転をしている人は少ない。それが出来る人は、そんな死に方はしない。何時も他人事でニュースを見ているから、そういう不慮の事故に遇うのである。自分丈は大丈夫と思っている人達が、毎日死亡記事となっている。
 病院に通ったり入院している人達は、病弱が故に寿命は近いかも知れないが、今日、突然死する人は少ない。事故、遭難、殺害に遇う確率は極めて少ない。建物が丈夫故、火災、地震で死ぬ確率も低い。健康だからと言って、長生きするとは限らない。否、健康が故に早死する人が多い。命を軽視している人は、その根性の通り早く死ぬ。病院のベットで寝たきりの人から見れば、実に勿体ない話である。折角の健康な身体を粗末に扱うと、そういう結果になるという事を人は肝に銘じて置かなければならない。そして、限り有る命を、健康であろうがなかろうが、今日生かされている事に感謝して、精一杯生きなければならない。
 今日一日を大事に生きなければならない。明日は分からないのだから。つづく。

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