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2007年10月 6日 (土)

vol.42 人を恨めば地獄の因果が待っている

 人生はエレベーターの様なものである。自動昇降機である。上がったり下がったりと忙しい。 
 唯、自動昇降機が故に上げるも下げるも本人次第である。暫し停める事も永久に停める事も本人次第。上がりっ放しで下りて来ない事も、下がりっ放しで上がろうとしない事も、本人次第である。自由なのである。上がりたければ上がれば良い、上がり過ぎたと思えばその分下がれば良い。下がり過ぎたと思えばその分上がれば良い。止まりたければ停まれば良い。動きたければ動けば良いのである。
 人は下がると不運と思い、上がると幸運と思う。それは勘違いであり、気が付いていないので、本当は全て自分で運転しているのである。だから、幸運不運というものは存在しない。全ての現象、全ての結果は全て自分の仕掛けなのである。其処に気付けば不運を嘆く事はなくなる。幸運を跳び上がって喜ぶ事もなくなる。全ては当然の事なのである。
 人を恨むのはいけない事である。人に受けた仕打ちは、以前に自分が害を与えた結果なのである。人に加えた害に時効はない。或る日、突然返って来る。加えた人とは限らない、今生の事とは限らない。加えた害は、時空を越えて必ず本人に返って来る。加害者は被害者になる。逃げ切る事は絶対に出来ない。
 逆も真なり。人に与えた親切は、人に施した愛は返って来る。今生で、とは限らない。時空を越えて、突然、降って湧いた如くやって来る。
 人を恨んではいけない。人を恨み復讐すれば、又仕返しに遇う。恨みと復讐の因縁は永遠に続き、その人の魂は地獄を彷徨(さまよ)う事になる。
 人に辛い仕打ちを受けた時、それは、かつて自分がした事の結果であるという事に気付けば、腹は立たない。立っても静める事が出来る。否、静めねばならない。かつての加害者であると認識すれば、相手を許す事が出来る。許さねばならない。そうすれば、地獄の因果から脱け出し、新しい、素晴らしい人生に向かう事が出来る。
 何かあると直ぐ人の所為にしたり、悪口を言ったりする人、嫉妬心から人に危害を加えようとする人を見た時、貴方ならどうする? 軽蔑してお友達のリストから外しますか? それとも、人に与えた害は、必ず何処かで誰かから返って来る。人に受けた仕打ちは、必ず何処かで誰かにした仕打ちなのだ、と諭して上げますか? その前に自分が誰かを不幸にしていないか、振り返らなければならない……か。   つづく。

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