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2007年12月12日 (水)

vol.50 ニセモノかホンモノか、一目瞭然である

 人は何も身に着けずに生まれ、一つ宛身に着け乍ら生き、何も着けずに去って行く。何も持たずに来世に旅立って行く。そして又、時を経て何も身に着けずに生まれて来る。故に現世で幾ら身に着けても、それらの物は意味なく虚しいものなのである。どうせ失くす物なら始めから持たない方が気が楽ではないか。
 其処に気が付けば、今から貴方はハッピーである。残りの人生は短かろうが長かろうが奥の深い、味わい深い素晴らしい世界になる事であろう。間違いない。
 先ず、物欲が無くなる。物欲が減少するという事は、自分への欲が無くなるという事である。自分への欲が失くなるという事は、自我愛も減少するという事である。
 ニセ伝道師に騙されてはならない。ニセ宗教家を見破らなければならない。
 彼等は挙(こぞ)って「自分を大事にしなさい」「自分を愛しなさい、自分を褒めてやりなさい」「くれぐれも御自愛を」
「自分も愛せなくて、どうして人が愛せるの」と得々と教えを説く。理に叶っていると自信満々で曰(のたま)う。ニセモノである。又は次元の低い偽善者である。妙に説得力がある。妙に魅力を感じ、人々は自分に自信を持ち――頷く。
「そうだ、自分を愛さなくちゃ、自分を大事にしなくっちゃ」と自我欲に精を出す。そんな事をしたら世の中は益々乱れ、地球破滅へと向かって行くのである。
 諸君、冷静になろう。自分の欲から離れ、醒めた目でそのニセモノを観てごらん。これ以上身に着けようが無い位、身体のあらゆる部分を飾り付け、キラキラケバケバしてはいないか。まるでクリスマスツリーの様ではないか?
 又は、食の贅を極め、振り返る首も無い位太ってはいないか? 足元が自分の腹が邪魔をして見えず、転びそうに歩いてはいないか。自我欲自己愛の成れの果である。「くれぐれも御自愛」はニセモノ達が自分の事を言っているのである。
 その者達の言葉はホンモノの愛ではない。人心を惑わし、コントロールし、自分の儲けに繋げているのである。
 ニセモノかホンモノか……見分けるのは簡単な事だと分かったと思う。
 非常に単純なものである。一目瞭然である。貴方の中から欲が無くなれば全ての真実が見えて来る。忽ちの中に見えて来る。
 貴方もホンモノの仲間入りである。  つづく。

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