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2008年1月22日 (火)

vol.52 ホンモノの幸福には不幸はやってこない

 愛、そして幸福……。誰もが願い求める愛、そして幸福。幸福である人が生涯幸福であり続けるとは限らない。愛する人が何時までも愛する人であるとは限らない。
 手に入れた愛と幸福は、必ずその手から洩れ落ちる。
「幸福だなあ」と思った瞬間から不幸に向かう。「最高だなあ」と思った瞬間に地獄行の切符を握って了う。それは小我だからである。人一人の幸福は小っぽけなものである。それは我が身丈のものだからだ。
 人を愛すれば、その人にも愛されたいと願う。小我である。それが叶って「幸福だ」と思う。小我である。ホンモノの愛ではない。小我による成就はニセモノである。それが証拠に愛されなくなれば、落胆する。裏切られれば怒り、憎み、それが募れば復讐に至る。ニセモノである。ホンモノの愛であれば相手を憎む筈がない。何処までも相手の幸福を願い、その人の為に尽せる筈である。一切の要求はしない。何の見返りも求めないのがホンモノの愛である。
 育ててやったのだから成人したら養ってくれ、と子供に要求する親
 養ってやってるんだから尊敬しろ、と威張る夫
 仕事をさせてやってるんだから感謝しろ、と押しつける経営者
 皆、小っぽけなニセモノである。ホンモノの幸福には程遠い。
 スクスクと育ってくれる子供に感謝し、家庭を護り自分を支えてくれる妻を敬い、一生懸命働いて事業を盛り上げてくれるスタッフに感謝しなければならないのである。
 感謝しても感謝しても感謝が足りないのが、ホンモノの心である。ホンモノの愛である。
 人を想い、人に尽し人に支えられ、人の喜びを我が喜びとした時、その人に本当の幸福がやって来る。揺るぎない幸福が建設される。
 ホンモノの幸福には不幸はやって来ない。永遠の幸福である。
 その永遠の幸福の原動力は、真に人を想う、真に人の幸福を願う、身を粉にして人の為に働ける力……愛である。
 人の喜びを見た時、人の幸福を見た時、真に喜べる力……その為には身を犠牲にしても良いと働ける力……それがホンモノの愛である。誰にでも出来る、邪魔をしてる小我さえ無くせば!
 小我さえ無くせば人の喜びを我が喜びとする事が出来る。人の喜び、人の幸福に無上の喜びを感じ、人の向上を我が事の様に喜べる……それが大我、大愛である。    つづく。

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