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2008年4月 3日 (木)

vol.65 みんなを好きに

 前生からの因縁ではなく、単なる唯の勘違いで“嫌い”と感じる場合がある。
此の場合、その人と会わない様に、関らない様にするのではなく、修業だと観念して自分を、自己を殺して積極的に接して見よう。決して喧嘩を売ってはならない。二言三言ではなく、もう少し我慢して相手の事を研究して見よう。意外な結果が出る事が多い。意外な事に気付き、大発見に繋がる事もある。相手の嫌いな部分は、実は才能であったり、形態の美醜であったり、財産の多少であったりと、敗者の妬みが原因であったり、勝者の侮蔑が原因であったりする事に気付く。この場合、自分の醜い心が惹き起している感情だから、それを恥じ反省すれば、直ぐに、即相手を“嫌い”から“好き”に転ずる事が出来る。全て自分が原因だったのだから。
 私の大好きな童謡詩人・金子みすゞの詩集の中に、こういうのがある。

  みんなを好きに

私は好きになりたいな、
何でもかんでもみいんな。

葱(ねぎ)も、トマトも、おさかなも、
残らず好きになりたいな。
 
うちのおかずは、みいんな、
母さまがおつくりなったもの。

私は好きになりたいな、
誰でもかれでもみいんな。

お醫者(いしゃ)さんでも、烏(からす)でも、
残らず好きになりたいな。

世界のものはみィんな、
神さまがおつくりなったもの。

            つづく。

※童謡詩人
 その愛と死 金子みすゞ
は東 隆明 脚本・演出でCD販売しております
及び舞台化もしておりビデオ販売もしております
ご注文は(株)東企画03-3371-6008
及び発売元クラウンレコードへ

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