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2008年5月13日 (火)

vol.70 人の命は一寸先も分からない

 1991年6月3日。長崎県島原の普賢岳が噴火して、その火砕流は尊い43名の命を呑み込み、一気に有明海に流れ込んだ。人の命は分からない、人の明日は分からない、人の今日も分からない、一寸先も分からない……。
 若き消防団員の亡き後、その若妻が遺児と共に逞しく生きていく姿を実話を元に歌にしたのを載せておこう。

       普賢花 
 東 隆明作詞 藤山一男作曲 古川忠義編曲

  “この花は 君に似ているね”
  “あなたに見られて 嬉しそう”
  野の傍らに ひっそりと
  可憐に咲いた名もなき花に
  二人で名付けた 普賢花

  “僕について来れそうですか”
  “あなたが手を離さなければ”
  いつも歩いた山路を
  ひとりで登って行ったきり
  あなたは帰って来ないのね

  “大きな目をして 可愛いね”
  “あなたにとっても 似ているわ”
  お山の怒りに 呑みこまれ
  召されたあなたの遺し子が
  普賢の麓で はしゃいでる

  この子がいなければ きっと
  あなたの後を 追ったでしょう
  お空の彼方から いつも
  見ていて この子と私
  私は野に咲く 普賢花 
  普賢に咲いた 普賢花
  普賢に咲いた 普賢花

                          つづく。

※島原復興支援奮闘記は自著『ホント八百』
 天恵堂版に詳しく載っています 
 天恵堂03-3368-4790

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