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2008年6月24日 (火)

vol.73 天国と地獄の切符……どっち?

 両親や兄弟の愛に包まれ、素晴らしい師や友たちに恵まれスクスク育つ人は幸福である。世界の家庭や環境がそうであれば、何と素晴らしい事か……。争い事の一つも無い世界が其処に有る。争い事が無いのだから、軍隊も警察も核兵器も不要のものである。
 悩み事や心配事も無いのだから、宗教も暇だし詐欺も成立しない。
 然し、そんな完璧な理想の世界は未来永劫構築出来ないだろう。全体的に考えれば長い時間を費けて少しずつ理想に近付く事が出来るかも知れない。懸命に努力する人を一人ずつ増やして行くしか方法はない。
 世界を悪魔の巣窟にして了うのは簡単で、時間は費からないが、世界を天使の愛の園にするには遠大な時間が費かる。気が遠くなる程の努力が必要である。
 苛めや人を殺す奴は人間ではない。悪魔である。然しそういう奴も生まれつき悪魔だった訳ではない。そういう奴の殆どが家庭に理由がある。必ずといって良い程両親に原因がある。両親が仲良く愛し合っている家庭に生まれた子が、悪魔になる事は先ず有り得ない。
 世の中で起きている犯罪は、その犯人の親に多大な原因がある。だが犯人が成人である限り、その親は罪を問われない。刑を科せられる事はない。最大の責任はその生産者である親にある筈なのに、親が刑に服する事はない。だから犯罪が減らないのである。親が刑に服するのであれば良い加減な育て方は出来ないだろう。
 然し、どんなに悪い環境に育っても素晴らしく成長する人も沢山いる。
 自分の不遇を親や世の中の所為(せい)にせず、親を反面教師として、世の中を修業の場として、前向きに明るく生きている人が一杯いる。どんな仕打ちに遭っても決して恨まず、人を愛し、楽しく生きている人が一杯いる。
 自分の境遇を嘆き悲しめば、内にサタンを誕生させる事になる。そしてそのサタンは、親や世の中への復讐鬼となって暴れ出す事になる。そうなれば破滅である。
 自分の不遇を自分に与えられた試練だと、境遇に天に感謝し懸命に生きてゆけば、内に天使を誕生させる事になる。
 一つの仕打ちを不遇と嘆くか、励みとするかで天国と地獄に別れる。
 果して、貴方はどっちの切符を手に入れますか? つづく。

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