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2008年9月26日 (金)

vol.85 ホンモノの命の輝き

  人を幸福にするには具体的にどうすれば良いか。
 それは簡単な事である。簡単な事ではあるが、人の為に何もした事のない人には仲々思い付けない事である。人の為に人の為にと考える習慣が無い人には、何が人の為かも分からない。分からなければ遣り様もない。悲しい事である。人の役に立つ事も出来ないのである。人間失格である。
 人を幸福にするには、何時も人の事を考えていなければならない。何時も自分の事を考えている人には理解出来ない習慣である。
 何時も人の事を考えていれば自ずと何をすべきかが分かる。何時も人の事を想っていれば、自ずと自然に行動が生まれる。その習慣が練れてくれば一々考えなくても、一々想わなくても自然に体が動く。人の為に行動する人間になっているのだ。何時も人を愛してる故に出来る行動である。愛のベテランである。
 何時も自分の事しか考えて来なかった人は、今からでも遅くはない。今直ぐ始めよう。
 人の為人の為と言う許りで何もせず、結局は自分の為にしか行動出来ない人はニセモノである。
 ニンベン(イ)にタメ(為)と書いてニセと言う。イツワリ(偽)と言う。自分の為に生きるのがニセの生き方で人の為に生きるのがホンモノの生き方なのである。 
 だから、山に登って綺麗な清い空気を吸って、風や花に語りかけ、滝に打たれ、一生懸命お経を唱えて修業をしても、それは自分を高め、自分を磨く事には繋がらない。誰の為にも何の役にも立たない、一人よがりの孤立である。そして勝手に達観したと、悟りを開いたと勘違いして、世の毒にも薬にもならず、今生を終えるのである。
 人の為を考え、想い、行動してる人は、その夫々の仕事を通じて、その夫々の触れ合いを通して、その愛を深め広めて行く。
 人は人の為に働いてこそ磨かれる。それ以外に磨かれる方法も道も無い。
 その姿は明るく、その言葉は人を勇気づけ、その行動は人の魂を打つ。
 そんな人と出逢ったらチャンスである。チャンスを逃がしてはならぬ。
 そんな人に出逢ったら、素直に受け容れて自分もそんな人にならねばならぬ。
 素直であれば、もう直ぐそんな人に出会う事が出来る。素直さが、そんな人を引き寄せるのである。素直でなければ出会っていても気付かない。
 その人は輝いている。その光りは、ホンモノの命の輝きなのである。 つづく。

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