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2010年7月 7日 (水)

隆明の時事考現 6

6. 悪因縁を切って正道を……

 人には人の夫々(それぞれ)の生き方が有る。色んな生き方が存る。その人に合った人生が在る。
 然し、人の道は一つである、生まれ出て死する迄誰もが歩む、誰もが歩まねばならない正しい道、真実の道は唯一つである。唯一の道、それが人道である。
 獣道ではない。どんな生き方でも良いが、道を外してはならない。道を外せば外道であり獣道であり、魔道である。
“子が親を殺す”という所業は、どんな理由があろうとも外道中の外道であり、間違いなく地獄に落ちる。人は親無くして生まれて来ない。どんな親であろうと、その親でなければ、その子は生まれて来ない。他の親では、その子ではない他の子として生まれて来る。その子はその親でしか生まれて来ない、他の誰とも違う個性を持って生まれて来るのだ。故に、その子はその両親に感謝しなければならない。産んで呉れた丈でも大感謝なのである。産んで呉れなければ此の世に存在しない。影も形も無く、喜怒哀楽の感情も無い。
 どんな親でも、子は産んで呉れた丈で感謝しなければならない。どんな育てられ方でも子は親に感謝しなければならない。
 尊敬と感謝は違う。幾ら感謝はしても、尊敬出来ないものは出来ない。尊敬出来ないのは親だからといって無理に尊敬してはならない。軽蔑に価するものは軽蔑しなければならない。感謝に尊敬が伴えば言う事はない、最高である。幸福である。
 所が、感謝はしても尊敬出来ない親もいる。子供にとっては不幸である。だからといって嘆いてもいられない。親を反面教師として、又、バネにして正道を、真実の道を歩けば、自ずとそれが感謝であり恩返しになる。そういう子の姿を見て、そういう子の恩を享けて、我が生き方を反省し我が子に感謝し、正道を歩き出せば大成功である。最高の恩返しである。
 どんな事があっても、親を恨み、憎んではならない。どんな仕打ちをされても、親に手を挙げてはならない。ましてや“殺す”という感情や行為は言語道断、絶対にあってはならない事である。畜生にも劣る外道であり、地獄に落ちる。悪い因縁は自分の代で切り、消して了わねばならない。そして正道を歩み、素晴らしい家庭を築き、次代を子に託し人生を全うしなければならない。   

                                                              つづく。

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