« 2011年6月13日 | トップページ | 2011年6月28日 »

2011年6月24日 (金)

隆明の時事考現 26

26. 自分の事だけ考えれば孤立する

『ホント八百』 P25~抜粋2

 無数の犠牲と、無数の死人を出して戦争は終結し、虚しさを知る。得るものが何もない事を知る。そして、その悲劇が喉元を過ぎると、又、闘争心が湧いて来る。
 一握りの悪魔が、喜々として様子を伺っている。何も起きなければ、自ら仕掛けてでも戦争を起こそうとする。世界戦争は、何時の世も、そんな悪魔によって容易に起こされる。たった二・三人の病人の陰謀によって、引き起こされるのである。重い病に罹(かか)った一握りの人間に、健康な国全体が牛耳られ、破壊される。この繰り返しの人間界に、今こそ、ストップをかけなければならない。今、かけなければ恐ろしい事になる。我々一人一人がストッパーにならなければ、間に合わない。行政に任せていては間に合わない。今度ばかりは後で信号機を付ける訳にはいかない。

 天災・人災を含め、世界は猛烈な勢いで破滅に向かって突き進んでいるのである。今や誰もが予感し、危機感を持っている筈であるが、「未だ先だろう」「ここは大丈夫だから」「私は大丈夫だろう」と、タカをくくっている諸君。「対岸の火事の積もりでいると、或る日、それも限りなく近い将来、今日、今かも知れない。明日かも知れない、貴方の身に降りかかるのである。
 
 昨今、終末論が囁かれているが、ノストラダムスでなくとも、誰でも予測のつく事である。全ては当然の結果で、不思議な事は何一つない。
 我を張り通せば、喧嘩になる。無理をして働けば、過労で倒れる。マイナーに生きれば病気になる。自分の事だけ考えれば孤立する。
 自然を破壊すれば、自然(天)の逆襲に遭う。逆も又、然り。

 此の本を著した1995年は1月に阪神大震災、3月に地下鉄サリン事件と天災と人災が相次ぎ、日本は大混乱。その4年前の普賢岳も復興どころか災害は続いており、相次ぐその後の災害は、現在の新燃岳、東北に到る迄、止どまる所を知らない。日本は……世界は……地球は……人間は……                      

                         つづく。

| | コメント (0)

« 2011年6月13日 | トップページ | 2011年6月28日 »