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2011年11月 9日 (水)

東隆明のキーワード 4

4.手当は百薬の長 2.

 昔は、子供が熱を出したり怪我をすると、肉親が一生懸命看病したものである。
 が、昨今の親は直ぐに薬や医者に頼り、自分が子供を治そうとしない。そういった事も親子関係の希薄さや絆の浅さに繋がっているのかも知れない。
 本当は親の看病が、手当が一番効くのである。親の愛の手が奇跡をも生むのである。
 薬や医者の効能は、対症療法に過ぎず、親の深い愛には叶わない。
 愛の手、愛の手当は子供の自己治癒力を高め、親に対する感謝、尊敬を深める。手を抜いて、他人に委ねるから尊敬されない。愛の浅い子供に育ち、薄情な大人になって了う。
 子供を助ける為には、命を懸けても身代りになっても喜んで死ねる、それが本当の、当り前の、素晴らしい親である。その子は又、素晴らしい親になる。それが、素晴らしい繰り返し、因果応報、素的なカルマである。

 人は、多くの人は自分の手に力が有る事を知らない。
 そんな力が有る訳がない、と思っている。
 自分に自信が無い。信じようとしない。だから始めから諦めて他に頼る、依存する。一寸試して見て、効きめがないと、やっぱり駄目だと諦める。愛が浅いのである。

 愛が深ければ深い程、手の力は強くなる。
 想いの、念の力が、その手を通して我が子の血に、細胞に元気を与える。見る見る快方に向かって行くのである。これが本当の手当、手の術、手術である。

 人は、置き忘れて来た「手当」を思い出し、愛する人を助けねばならない。
 諦めずに手当を鍛えれば、どんどん力が付き、肉親を越えて他人をも救える様になる。
 手当は百薬の長である。
                          つづく。

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