« 2013年11月18日 | トップページ | 2014年2月28日 »

2013年12月20日 (金)

隆明の思いつくまま8

8.終わり良ければ……

 何処まで行っても名キャスターは自己中心である。身勝手である。反省の心は微塵も見えない。本当の「愛」を知らない。哀れな人である。記者達の質問にも冷静で、まるで、質問の内容が未然に分かっていたかの様に、待ってましたとスラスラ答える。突っ掛かりもなく、間も作らず、涼しい眼で穏やかな声で、流れる様に答える、名キャスター。
 不起訴になり帰って来た息子は、正座して父親に詫びたそうである。
「何と声を掛けて上げたのですか?」の質問に、涼しい顔で
「何も声を掛けませんでした。そして、仕事に出掛けました」との答え。
 母親の「差し違え」とは全くの反対リアクション……

 場がシラけ、質問も出尽くしたムードの中、
「最後に、息子さんに声を掛けるとしたら、どう仰言ますか」との質問に、名キャスター、勢いよく立って、
「バカヤロー!!」と怒鳴り、その侭スタスタと立ち去って行ったのである。
 一見恰好良い、潔い去り方である。
 が、こんな猿芝居は誰でも見抜く。こんな臭い三文芝居に感動する人は殆どいない。計算が安っぽい。息子を想う、愛の深い叱咤ならば、正座をした時に飛び出す「バカヤロー!!」の筈である。それが愛の鞭である。
 一カ月以上も経った、それも記者会見の場での、本人不在の、それも捨て台詞の「バカヤロー」……。何て品の無い、往生際の悪い去り方であろうか……。
 自分に迷惑を掛けたバカ息子への腹立たしさなのか
 記者達に問い詰められる立場の、自分に対する憤りなのか
 批判の目を向ける世間への抵抗なのか、はたまたアピールなのか
「バカヤロー!」と怒鳴るのは記者会見の場ではない。記者の質問に、
「バカヤローと、何度も何度も何度も怒鳴りつけてやります」と云ってから静かに立って、記者やTVを通じて世間の人達に向かって
「申し訳御座居ませんでした」と誠意を以て詫び、深々と腰を折り、涙ながらに静々と退場する。人間として親として、この人は「おしゃべり」を業(なりわい)とする資格はない。
                 つづく。

 

| | コメント (1)

« 2013年11月18日 | トップページ | 2014年2月28日 »