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2014年10月 6日 (月)

隆明の思いつくまま12

12.超能力は無用?

 天啓を享けて31年間、オイラは一度も台風に出っ食わさない。
 台風の通り道にモロに向かって行っても、待ち伏せをする恰好になっても、必ず台風がオイラを避ける。例外なく避ける。
 今日も午前中から青空が広がり、微風の中、カミさんがベランダでプランター、暢(のんび)りと土いじりをしている。
 朝方は「東京に直撃というニュースだから、今度こそパパの神通力は通用しないわよ」と、オイラの鼻をへし折った様に得意になっている。まるで台風に来て欲しいみたいな口振りであった。
 が、矢張り台風18号も例外ではなかった。
 此の現象が何なのか、じっくり考えた事はなかったが、矢張り天に守られているか、大日如来の恩恵なのか、太陽が俺らに食っついて来るのか……
 俺らが台風に出っ食わさないからと云って、扨、それがどうしたと云うのか、何かそれが人の助けになっていると云うのか……大して役に立っているとは思えない。
 31年間、毎年幾つかの台風が日本列島を襲い、各地に被害をもたらしているのに、その被害を食い止めてこそ役に立つと云えるのに、何の役にも立たない超能力なんて無意味である。無用のものである。唯単に天気爺さんに過ぎないってもんだ。テレビで観る台風被害状況と、青空の元ベランダで暢りと土いじりをしている妻の光景は、全く違い過ぎて、あちらが正常で現実で、こちらが異常で異次元なのか。
 取り敢えず災害から助かりたければ、オイラの追っ掛けをやって、常にオイラの半径5km以内に居れば助かる。が年中東奔西走する俺らに食っついて来れる訳もない。そんな事をしてまで長生きを望んでも意味がない。命が長ければ良いってもんじゃない。
 大事な事はその長さではなく、中身なんだ。
 長かろうが短かろうが中身が大事なんだ。
 延命を望もうが望むまいが死は確実にやって来る。
 死ぬべき時に死ぬべくやって来る。お迎えが来る。
 だから自殺は駄目なんだ。
 自殺をすれば、来世を地獄で生きる事になる。
  

                          つづく。

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