幸福への道
人は生きとし生き、死すべく死す
その短い人生 その長い人生をどう生き どう死ぬべきか
人は誰しも 大抵の人は職業に就き仕事をする
その仕事が楽しく 報酬も多く 世の為人の為に役立てば やり甲斐がある 生甲斐を感ずる 人に感謝され 自らも幸福の頂点に登り詰める事が出来る 世界の全ての人がそういう仕事に就ければ 世の中は平和である 戦争も犯罪も飢えも騙し合いも無くなる
然し 現実はどうだ
“今の仕事は合っているだろうか?”
“もっと楽して儲かる仕事はないだろうか?”
“今の仕事が嫌で直ぐにでも辞めたいが 次の仕事が何をやって良いのか 分からない”
素晴らしい職業とは何だ 適職とは何だ 天職とは……
人は皆 それぞれの長短の人生を 色んな障害にぶつかり 怒り 憎しみ 嘆き 悲しみ――そして 乗り越え 喜び 笑い 感謝して生きて行く
我々は生きているのではない 生かされているのだ
一人では生まれて来ない 一人では生きて行けない
一人では成功出来ない 一人では幸福になれない その当たり前の原理を再確認した時 改めて全ての人に 全ての物に感謝する事が出来る
感謝が出来れば行動は自然に決まる 人の為に働きたくなる
人の為に働けばそれなりに感謝される どんどん良い方向に人生が展開して行く
天は 今生で修業するのに相応しい環境を与えて呉れている
貧しい家庭に生まれ育っても それは それが今生で修業するのに必要な材料であり 素的な栄養なのである
貧しさの中から 這い上り 立身出世した人達は
つづく
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